RZ/T1のETHERMAC、ETHERSWを利用してスイッチ、ハブを利用したいのですが、うまく動作しません。
ハードウェアの設定は、ルネサスのサンプルコードを参考にして、μC3コンフィグレータで生成したコードを修正して確認しておりますが、他に設定する項目はありますでしょうか?
ハードは、ルネサスの開発ボード(RTK7910018C00000BE)で確認しており、症状としてはポート1側がリンク後に黄色LEDが点滅した状態となります。ポート0からのPINGは可能です。
RZ/T1スイッチングについて
- eForce技術担当
- 記事: 193
- 登録日時: 2014年4月24日(木) 14:18
Re: RZ/T1スイッチングについて
お問い合わせいただいた件、回答が滞っており大変申し訳ございませんでした。
すでにご解決済みかもしれませんが、以下に回答致します。
今回、μC3コンフィグレータで生成したコード(DDR_RZT1_ETH_cfg.h)を手動で修正していただく必要があります。
コンフィグレータでは、MACセレクト(ETH_CFG_MACSELの値)を1 or 3にしか設定できないため、この値を0 or 5に変更していただくのと、ETH_CFG_PHY_ADDRの値を0にする必要があります。
以下に、DDR_RZT1_ETH_cfg.hの改修ポイントを記載致しますので、ご参考いただければと思います。
■改修ポイント1
以下のETH_CFG_PHY_ADDRの定義をコメントアウトする。
■改修ポイント2
ETH_CFG_MACSELの値を0 or 5に書き換え、その後にETH_CFG_PHY_ADDRの設定コードを追加する。
すでにご解決済みかもしれませんが、以下に回答致します。
今回、μC3コンフィグレータで生成したコード(DDR_RZT1_ETH_cfg.h)を手動で修正していただく必要があります。
コンフィグレータでは、MACセレクト(ETH_CFG_MACSELの値)を1 or 3にしか設定できないため、この値を0 or 5に変更していただくのと、ETH_CFG_PHY_ADDRの値を0にする必要があります。
以下に、DDR_RZT1_ETH_cfg.hの改修ポイントを記載致しますので、ご参考いただければと思います。
■改修ポイント1
以下のETH_CFG_PHY_ADDRの定義をコメントアウトする。
コード: 全て選択
/*
*/
#define ETH_CFG_HAVE_RIN (1)
/*
* ETH_CFG_PHY_ADDR : Configure Ethernet phy address
*/
//#define ETH_CFG_PHY_ADDR 0x02
ETH_CFG_MACSELの値を0 or 5に書き換え、その後にETH_CFG_PHY_ADDRの設定コードを追加する。
コード: 全て選択
/*
* ETH_MACSEL : Configure Ethernet interface function
* See detail "MACSEL" Register
*/
#if ETH_CFG_HAVE_RIN == 1
#define ETH_CFG_MACSEL_ETSW (0UL)
#define ETH_CFG_MACSEL_ETCAT (1UL)
#define ETH_CFG_MACSEL_ETMAC (3UL)
#define ETH_CFG_MACSEL_ETCAT_AND_ETSW (5UL)
#elif ETH_CFG_HAVE_RIN == 0
#define ETH_CFG_MACSEL_ETSW (0UL)
#define ETH_CFG_MACSEL_ETMAC (3UL)
#endif
#define ETH_CFG_MACSEL (0)
/*
* ETH_CFG_PHYx_ADDR : Configure Ethernet phy0,1,2 address
*/
#define ETH_CFG_PHY0_ADDR 0x01
#define ETH_CFG_PHY1_ADDR 0x02
#define ETH_CFG_PHY2_ADDR 0x01
#if (ETH_CFG_MACSEL == 1)
#define ETH_CFG_PHY_ADDR ETH_CFG_PHY2_ADDR
#elif (ETH_CFG_MACSEL == 3)
#define ETH_CFG_PHY_ADDR ETH_CFG_PHY1_ADDR
#else
#define ETH_CFG_PHY_ADDR 0x00
#endif
#ifdef __cplusplus