TCPの接続方法にはアクティブオープンとパッシブオープンの2種類あります。
アクティブオープンは主にクライアントが能動的にTCPのセッションを開始するもので、
パッシブオープンはサーバが受動的にTCPのセッションを待ち受けるために使用します。
(FTPなどのプロトコルにおいてはその限りではありません)
uNet3で接続する(アクティブオープン)には、SOC_CLIを引数にソケット関数con_soc()を
コールします。引数で設定した宛先にSYNを送信後、相手からSYN/ACKの応答があれば
接続は正常終了しcon_soc()はE_OKを返却します。
また接続を待ち受ける(パッシブオープン)にはSOC_SERを引数にcon_soc()をコールします。
待ち受け中にSYNを受信するとSYN/ACKを送信しcon_soc()はE_OKを返却します。