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ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月13日(金) 11:06
by hircon_watanabe
お世話になっております。
hircon_watanabe といいます。
ネットワークライブラリのリビルドについて、本フォーラムFAQの1472バイトを超えるUDPパケットの送受信が失敗してしまう(μNet3/Compact版)を参考に手順を実施しました。
しかし、プロジェクトを統合環境で開くとエラーとなってしまい、正しく読み込めません。
IAR Embedded Workbenchのバージョン等指定があるのでしょうか?
エラー内容は以下の通りです。
プロジェクトファイルで壊れたオプションが検出されました。
バックアップコピーが作成されます。
(詳細についてはログウインドウ参照)
統合環境のバージョンは以下となります。
IAR Embedded Workbench for ARM 6.50.3.4757
IAR Embedded Workbench common components 6.5.5.2622
お手数ですがご回答をお願い致します。
以上、よろしくお願い致します。
Re: ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月13日(金) 11:44
by eForce技術担当
お世話になっております。eForce開発担当です。
hircon_watanabe さんが書きました:
IAR Embedded Workbenchのバージョン等指定があるのでしょうか?
こちらはuC3/Compactをインストールしたフォルダ直下にあるReadmeの「バージョンアップの履歴」に
弊社でパッケージ作成時に確認した開発環境の記載があります。
(例: 「IAR Embedded Workbench (EWARM) v7.50.3 に対応」など)
EWARMの場合、プロジェクトファイルに下位互換がありません。そのため、前回プロジェクトを開いた
EWARMバージョンより低いバージョンのEWARMでプロジェクトを開くとファイルが破損します。
hircon_watanabe さんが書きました:
# 統合環境のバージョンは以下となります。
# IAR Embedded Workbench for ARM 6.50.3.4757
# IAR Embedded Workbench common components 6.5.5.2622
弊社では現在EWARM v7.xx, v8.xx でパッケージを作成・提供しております。そのため、恐れ入りますが、
EWARM v6.xx を利用する場合にはプロジェクトファイルを作り直して対応頂くか、EWARMのバージョン
アップをご検討ください。
保守期間中のユーザ様であれば、弊社側でプロジェクトファイルを作成・提供することも可能です。
その場合、弊社サポートにその旨ご連絡ください。
Re: ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月13日(金) 11:57
by hircon_watanabe
ご回答ありがとうございます。
統合環境のバージョンアップも含めて検討させて頂きます。
Re: ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月13日(金) 16:05
by hircon_watanabe
お世話になっております。
ヒロコンの渡辺です。
すいません、追加で確認させて下さい。
このリビルドの手順を踏むとメモリの制約次第ですが、数十kbのパケットも送信可能になると認識しておりますが
間違いないでしょうか?
また、この時、MTUサイズでパケットが分割されるかと思いますが、分割数について制約はありますでしょうか?
合わせてコンフィグレータにある受信フラグメントパケット数の設定ですが、
こちらは分割された受信データを設定数フレーム分待受出来るという認識ですが間違いないでしょうか?
ex)受信フラグメントパケット数が2の場合、パケットAが4分割、パケットBが3分割されているのを待ち受け可能
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
Re: ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月13日(金) 19:30
by eForce技術担当
お世話になっております。eForce開発担当です。
hircon_watanabe さんが書きました:
このリビルドの手順を踏むとメモリの制約次第ですが、数十kbのパケットも送信可能になると認識しておりますが
間違いないでしょうか?
また、この時、MTUサイズでパケットが分割されるかと思いますが、分割数について制約はありますでしょうか?
はい。数十kbパケットの受信も送信もこのリビルド手順を踏むことで可能となります。
補足すると、IPパケットは構造上65535byteまでと決まっております。
ここからIPヘッダ(20byte) + UDPヘッダ(8byte)を引いた値をペイロード部(データ)としてセットできるので、
最大63Kb強(65507byte)のUDPパケットが送受信可能となります。
なお、プロトコルの内部処理的には分割数の制限はありません。
hircon_watanabe さんが書きました:
合わせてコンフィグレータにある受信フラグメントパケット数の設定ですが、
こちらは分割された受信データを設定数フレーム分待受出来るという認識ですが間違いないでしょうか?
ex)受信フラグメントパケット数が2の場合、パケットAが4分割、パケットBが3分割されているのを待ち受け可能
はい。認識として合っています。
例えば受信フラグメントパケット数を「3」に設定した場合、
パケットA、パケットB、パケットCと最大3種類までのIPフラグメントパケットを
同時に受信待機させる事が可能となります。
Re: ネットワークライブラリのリビルドについて
Posted: 2018年4月16日(月) 09:40
by hircon_watanabe
お世話になっております。
ヒロコンの渡辺です。
ご回答ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。