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TCPの接続方法にはアクティブオープンとパッシブオープンの２種類あります。アクティブオープンは主にクライアントが能動的にTCPのセッションを開始するもので、パッシブオープンはサーバが受動的にTCPのセッションを待ち受けるために使用します。 (FTPなどのプロトコルにおいてはその限りではありません) uNet3で接続する(アクティブオープン)には、SOC_CLIを引数にソケット関数con_soc()をコールします。引数で設定した宛先にSYNを送信後、相手からSYN/ACKの応答があれば接続は正常終了しcon_soc()はE_OKを返却します。また接続を待ち受ける(パッシブオープン)には...

snd_soc()やTCPのcon_soc()などパケットの送信が行われる場合にはE_NOMEMが返却されます。
また受信ができなくなるためrcv_soc()はタイムアウトするまで復帰しません。

アプリケーションの動作に依りますが基本的には送信で１つ、受信で１つのネットワークバッファを消費し、APIが終了すると解放されます。ただし以下のようなケースでは１つ以上のネットワークバッファが必要になるためその考慮が必要です。複数のソケットで同時にAPIを呼び出す場合やパケットを受信する場合複数のソケットで順次APIを呼び出す場合は、解放されたネットワークバッファを使い回しますが、タスクを分けて同時に呼び出す場合は、それぞれのソケットに対するネットワークバッファの割り当てを考慮する必要があります。 ARPを伴うパケットを送信する場合初めてパケットを送信する宛先(IP)に対しては、MA...

μNet3がパケットを送信したり受信するため保持する領域をネットワークバッファと呼びます。
基本的には１つのパケットは１つのネットワークバッファで構成されます。
ネットワークバッファはカーネルが提供する固定長メモリプールを使用します。
ネットワークバッファのサイズはMACヘッダ長＋MTUサイズ＋管理領域を考慮したサイズになります。

生成可能なソケット数に上限はないため、その数は使用可能なRAMサイズに依存します。
またUDPソケットとTCPソケットでは消費するRAMサイズは異なります。

1.UDPソケットの場合は1つのソケットにつき約104byte必要です。
2.TCPソケットの場合は1つのソケットにつき約240byte、それに各TCPソケットで定義する送信バッファと受信バッファ用の領域が必要になります。

※評価版の場合、使用可能なソケット数に制限があります。（UDPソケット、TCPソケットそれぞれ3個まで）

可能です。 IPアドレスを変更するにはnet_cfg()を使用します。以下にサンプルコードを示します。 T_NET_ADR adr; UH devid; devid = 1; /* デバイスID */ adr.ipaddr = ip_aton("192.168.1.10"); /* IPアドレス */ adr.mask = ip_aton("255.255.255.0"); /* IPサブネットマスク */ adr.gateway = ip_aton("192.168.1.1"); /* IPゲートウェイ */ net_cfg(devid, NET_IP4_CFG, (VP)&adr); 通...

可能です。 μNet3ではデバイスのMACアドレスを広域変数gNET_DEV[n]に保持します。 (nはデバイスID-1) アプリケーションプログラムは直接この変数にMACアドレスを設定します。尚、MACアドレスの設定はプロトコルスタックやネットワークデバイスの初期化前に実行する必要があります。以下にサンプルコードを示します。 #include "net_hdr.h" void cfg_mac(UH devid, UB *mac) { T_NET_DEV *dev; dev = &gNET_DEV[devid-1]; net_memcpy(dev->cfg.eth.mac, mac, 6)...

独自仕様になります。主要なAPIは以下になります。

コード: 全て選択

net_ini     TCP/IPの初期化
con_soc     ソケットの接続
cls_soc     ソケットの切断
cfg_soc     ソケットの設定
ref_soc     ソケットの参照
abt_soc     ソケット処理のキャンセル
snd_soc     データの送信
rcv_soc     データの受信

対象：
μC3/Compact、μC3/Standard

質問：
標準COMドライバは、割込みサービスルーチンで使用することができますか?

回答：
μC3の標準COMドライバは、タスクからの呼び出しのみに対応しています。各APIは、タスクから呼び出しをしてください。なお、タスクからの呼び出しであっても、CPUロック中や、ディスパッチ禁止中の場合には、呼び出しができません。

・Cortex-Mでの割込みレベルは以下のように設定してください。

（高優先）　０ ≦ カーネルの管理外の割込みで使用可能な割込みレベル ≦ カーネルレベル＜割込みサービスルーチンで使用可能な割込みレベル ≦ ２５５

・管理外割り込み処理中にカーネルのシステムコールを呼ぶことはできません、誤動作の原因になりますのでご注意下さい。

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検索結果 190 件

TCPの接続方法が分かりません。

ネットワークバッファが足りない場合はどうなりますか？

ネットワークバッファはいくつ用意すれば良いですか？

ネットワークバッファとは何ですか？

ソケットはいくつまで作ることができますか？

アプリケーションからIPアドレスを設定できますか？

アプリケーションからMACアドレスを設定できますか？

ソケットAPIは独自仕様ですか？

標準COMドライバ、割込みサービスルーチンで使用することができますか?

Cortex-Mで管理外割込みをつかうと動きがおかしい。